クリスマスプレゼント体験記 ベタだけど彼のハートを…

24歳のクリスマスの話です。

3月に付き合い始めた彼氏と過ごす、初めてのクリスマスでした。 彼は高校の頃、数か月間彼女がいて以来女性と付き合ったことがなかったので、ベタに手作りのものをあげてみようかなと思いました。

私に会いに来るときよく寒がっていたので、手編みのマフラーにしようと思いました。

ただ、小学生のころ一度だけ編み物に挑戦したことがあったのですが、不器用なので編み目がほつれてしまい、ぼろぼろに失敗してしまったのです。

そこで昔、伊藤家の食卓でやっていたティッシュ箱に切れ込みを入れて、リリアン風に編んでいく方法で作ろうと決めました。ティッシュ箱の上を切り取って外し、でこぼこに切り込みをつけてそこにわっか状にした毛糸をくるくると巻きつけて編んでいく方法です。

彼は紺とグレーが好きなので、その二色とアイボリーの三色使いで作り始めました。1日10センチずつ編んで、2週間ほどで仕上げようと、毎日コツコツ編みました。

ところが、50センチほど編んだところで幅が狭いことに気付きました。暖かいようにとふんわりした毛糸を選んだので、思ったより目が詰まってしまったのです。

間に合わなくなるかもしれないとも思いましたが、使いにくければ意味が無いと思い、作り直すことにしました。 大慌てで毛糸を全部ほどいて、急ピッチで編み直しました。

その間、彼に「遊びにいってもいい?」と聞かれても断ってしまいました。

クリスマス当日、何とか間に合ったのでプレゼントすると、彼は大喜びしてくれました。 会えなかった理由も説明すると「他に好きな人でもできたかと思ってた。クリスマスまでに振られるかと思った」と半泣き。勘違いさせてしまったなんてびっくりでした。

今では彼と結婚して幸せです。マフラーは今でも大切に使ってくれています。

T・Nさん 女性:20代

クリスマスプレゼント 付き合い始めの彼氏へ